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機種選定方法

ミンコタ RT55PD / RT70PD|I-Pilot パワードライブ|アイパイロット

 

 

1.初めてのミンコタ選び(パワードライブかテローバか)

ミンコタは PD(PowerDrive) とTR(Terrova) の2種類があります。
どちらが良い悪いではなく、船のバウ高さと必要シャフト長で選びます。
TRはPDの上位機種となるので高価になりますが、良いところも多いです。

 

2. PD(PowerDrive)一択になる条件
 バウ先端~水面までの高さが 90cm以内→ この条件ならPDで確定
  • シャフト長が 60インチ以内 で届く船
3.TR(Terrova)一択になる条件
 バウ先端~水面までの高さが 100cm以上→ この条件ならTRで確定
  • シャフト長が60インチでは届かない(72インチ以上 が必要)
◆PDとTRの重量比較
機種名 重量(目安) 電圧 備考
PD70(PowerDrive) 15〜17kg 24V 個人事業で扱いやすい軽量帯
Terrova 80lb 25〜40kg 24V ここから一気に重量級になる
Terrova 112lb 45〜50kg? 36V 別次元の重量。個人事業では不可

※TRのシャフト長は60”以上の72”、87”、100”と豊富にそろっています。
100”なんてお化けだね!
ちなみにRT本体のお値段は140~170万との事です。
(フルオプションで200万かな?)
※ TRは重量だけで別次元。
年間準備作業は腰痛の原因となり、個人事業では現実的ではありません。
※ TRの重量は公表値は無いのでご参考まで。。。ある販売店の社長さんのデータです。
※ PDシリーズが最も扱いやすく、修理対応・在庫管理も現実的です。

◆当店の運営方針について

当店は全ての部品を輸入し、日本国内で組み付けるノックダウン方式を採用しています。
これは空輸費用を抑えつつ、品質管理と在庫管理を安定させるための運営方針です。

◆当店がTR(Terrova)を扱わない理由

当店は個人事業のため、取り扱う機種を絞ることで
安定した修理対応と在庫管理を行う方針を採っています。

TR(Terrova)シリーズは本体重量が大きく、
年間の準備作業で身体への負担が大きいこと、
また高額な本体価格・部品単価により、
個人事業では在庫や修理体制の維持が現実的ではありません。
TR(Terrova)シリーズが必要な方は正規販売店(マリーナ)にて購入ください。

 

PDシリーズは60インチまでの環境で十分な性能があり、
当店ではPDを中心にご案内しています。
ボートサイズや使用環境に余裕がある場合は、
TRを選択されるお客様もいらっしゃいます。

無理のない範囲で約20年と長く事業を継続しており、
今後も対応品質を維持するため、機種を絞った運営を行っています。

 

 

4. FR24(旧型)は個体差あり
     → FR24だけは 実測必須の境界ライン
  • バウ高さ95cm → PDで届く個体あり
  • バウ高さ100cm以上 → PDでは届かない → TR必要

     

5.当たり前にPDで足りる船
   ヤマハ UF23 → PD
   ヤマハ FAST23 → PD
   スズキ 23ft クラス → PD
 一般的なFRP 20〜23ft(バウ高さ90cm以内) → PD

 

6.ぎりぎりの船
  • ヤマハ UF25 → 60″で意外と使用している方が多い
        白波が出ても釣りを続ける方はNG(安全のため帰港推奨)
  • キャビテーションが出たら釣り終了と割り切れる方のみPD可 
7.TRが必要な船(バウ高い船)
  • 現行艇YFR24 → TR(72インチ以上)
  • 大型FRP艇(24ft以上でバウ高いモデル) → TR必要
8.取付位置について
  • 何が何でもバウに取り付ける必要はありません。
  • スターンに取り付ける方もいます。
  • ミンコタの取付位置に「ここでないとダメ」という決まりはありません。
9.TerrovaとUlterraの昇降機構(誤解防止)
  • Terrovaは全て自動昇降ではありません。
  • 昇降補助の Lift-Assist です。
    (Lift-Assist機能も塩分で固着して使い物にならない為、外すことが多いようです。)
    考え方としては素晴らしいのですが。。。。
  • 完全自動昇降は Ulterra(Auto Stow/Deploy)
  • 海水では構造的に厳しく、海上では使い物になりません。
    (琵琶湖のような淡水ならギリOKかも?)
  • 機能としては優秀だけど便利になればなるほど、精密になり故障も多くなります。
10.YF24のスターン取付(特殊ケース)

YF24は船尾(スターン)が低く、
コントロール基盤が波で完全に水没するため、一般的にはスターン取付は推奨しません。
波の影響も大きく、早期故障が確定している構造です。

ただし、特殊事情でスターン取付を行う方も実際にいます。
(福岡と横浜に各1名、計2名の施工例あり)

  • 「Terrova 72インチが高すぎるため、PDでスターンに付けたい」という本人の強い希望
  • 自己責任での施工
  • 故障時にすぐ使えるように予備機を本人希望で2台購入
  • 私は無理に購入を勧めていません
  • CTRBが波により水没する事が多いため、寿命延長目的で特殊防水処理を無償で実施(善意対応)

一般的な使用では、
バウ取付が安全で確実です。こうして割りきれる方が少ないのが現状ですね。