広島県遊漁船 海涼丸 ミンコタ導入事例
当初はミンコタをバウ最前部へ設置する予定でしたが、乗降時の動線を考慮し設置位置を見直しました。
右舷・左舷双方を検討した結果、操舵時の取り回しを優先し、最終的に右舷側へ設置することにしました。
しかし右舷側は設置スペースが限られるため、市販ブラケットでは対応が難しく、FRP製の専用台座を自作しています。
台座には和田製鋼(和田精工)製の回転台座を採用。
使用時・収納時ともに取り回しが良く、剛性・精度ともに非常に満足しています。
また、ミンコタ専用カバーも装着し、保管時の保護対策も行っています。
配線については、
とし、安全性と外観の両立を図りました。
バッテリーは
Renogy 24V 100Ah
を採用。
充電系統は、
という構成です。
なお、ミンコタ本体は12V系統を使用するため、運用時は電源を完全に切り替えて使用しています。
初回テストは尾道水道の花火大会で実施しました。
テスト条件
結果
流れの速い尾道水道でも、
完全にビタ止まり。
十分な保持力を確認することができ、24V化の効果をしっかり体感できました。
遊漁船として実際に営業運用される中で、乗降性・操船性を重視して設置位置を決定された事例です。
限られたスペースに合わせたFRP製専用台座、24V電源システム、回転台座の採用など、多くの工夫が盛り込まれています。
また、潮流約4ノットの尾道水道でエンジン停止状態でも安定して保持できたことから、実用性の高い導入事例となりました。